『イラク戦争の間、毎日のようにバグダッドから戦況を伝えてくださった綿井さん。
その背後に、これほどの風景が広がっていたとは・・・。
爆撃によって傷ついてゆくイラクの人々のみならず、綿井さんの目は、何も知らされず戦場に送り込まれてくるアメリカ兵の姿をも丹念に追っていきます.......(続きを読む)

この作品は、私達が最も必要としている情報をしっかりと伝えているものだと 嬉しく思いました。戦場のジャーナリストが命をはって真実を伝えてくださるこ とに深く深く感謝いたします。そして、多くの人々にこの真実が伝わり、我々が 何をすべきかを知り、平和運動が広がることを確信します。

ブッシュ大統領にも小泉首相にも、武器を作ったり輸出したりする人にも観てほしい。

魂を売り渡した「ジャーナリスト」たちがはびこる現在、戦争の報告は、妥協やごまかしであふれている。子どもたちの「なぜ」という質問に正面から向き 合える作品には、めったにお目にかからない。そうした中でこの作品は、世界でも最初の「イラク戦争報告」だと言える.......(続きを読む)

この映像を観てほしい。なにがなんでも観てくれ。そしていま一度、自分の頭で、静かに、静かに考えようじゃないか。あの戦争とはいったいなんだったのか。いや、そもそもあれは戦争だったのか・・・。あまたあるイラク映像のなかで,私はLittle Birdsに最もつよく心揺さぶられた。

撃たれる側に徹底して視点を定めたカメラの位置に、監督の覚悟のほどが見える。画面は不思議な静寂を漂わせ、イラク戦争の真実を雄弁に語る。戦争を語るすべての人に感じて欲しい映画である。

9・11以降はアフガンに、そしてイラクに米軍が侵攻してからは、デジタルカメラを手に単身バグダッドに留まり、日本のマスメディアがほとんど退避したバグダッド陥落以降も、現地から映像を配信し続けてきた綿井による初めてのドキュメンタリー作品「Little Birds -イラク戦火の家族たち-」を観ながら、僕はまさしく戦場を体感した.......(続きを読む)

イラクは数千キロの彼方にある。日本との時差は6時間。しかし、イラク戦争は遠い異国の戦争ではない。日本が自衛隊を派遣し、当事国に名を連ねたからだ.......(続きを読む)

 これを見ればイラク戦争で傷みつけられた人々の心が良くわかる。そして、いまイラクで占領に反対して抵抗する人々の気持ちが痛いほどわかる。そして、日本は今、何をしなければならないか、何をしてはならないのかそのことを考えて欲しい。

 戦争が始まる前のバグダッドの街中で、穏やかに淡々と日常を送る人々。綿井氏のカメラの前で、日本人をリスペクトする言葉はくすぐったいほど、いくらでも出てきた。けれど、「なぜ日本はこの戦争を支持したんだ?」という言葉が付け足されていたことをしっかりと胸に刻んでおきたい。そして、その言葉は今、真に怒りをもって私たちを突き刺している.......(続きを読む)

 映像機器が手軽なものになれば、当然、テレビのニュースやドキュメンタリー番組なども個人で取材した作品がふえることになる。現に個人の映像ジャーナリストたちが各地で活躍しているらしいのだ。
 しかし、それらはたぶん、テレビ局の「番組の一部に素材」として使われるというかたちでしか見ることができないから、個人の名が容易に見えないだけなのだ.......(続きを読む)





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